私の母は、がんのセカンドオピニオンを受けた時はステージ4でした。手術をすぐに行いましたが脇のリンパ節に転移が見られリンパを切除しました。

抗がん剤も具合が悪くなって1週間くらいは寝たきりになったりで大変でしたが、一番大変だったのが手のむくみでした。最後の方はむくみすぎて腕がパンパンになりあがらなくなりました。着替えも1人でできなくなったので妊婦だった私はけっこうしんどかったのを覚えています。むくんだ手が利き手だったのでやりたいことができずに癇癪を起こしたりと大変でした。

そこで毎日マッサージをして老廃物を流すようにしたり温めたりツボをおしたりしました。やった直後から数時間は効果があるらしく元気になりました。最初は短い時間で効果が出ましたが徐々に時間が長くなり、最後は1時間くらいマッサージしていたと思います。

指の関節が見えないくらいにむくんでいましたが、マッサージを行うことで少しですが関節を確認できた時は嬉しかったです。また、温めることで血液の流れが良くなるのか軽く感じていたようです。

母は浸潤癌でけっこう大変でしたが強い人だったので弱音を吐くことはありませんでしたが、きっと弱音や涙を見せたい時もあると思います。

その時は、側に寄り添ってあげてください。

私はそれができなかったので後悔しています。